自動車保険の保険料の仕組みと割引制度

2014年3月10日 / 基礎知識

自動車保険選びの際に、保険料も気になる重要ポイントです。安ければ安いほど良いと考えるのは当然のことです。ただ、将来の保険料がどうなるのかを知っておくことも大切です。最初に契約したときの保険料がずっと続くわけではありません。自動車保険には「等級制度」と「年齢条件」という仕組みがあります。一般的には事故をしなければ、年々安くなるものです。逆に事故を起こせば高くなります。

運転者の年齢や、契約者の免許証の色などによっても変わります。

ノンフリート等級制度と保険料の仕組み

一般の人が自動車保険に加入する時には、「ノンフリート等級制度」という仕組みで保険料が毎年変わります。「ノンフリート」とは一人の契約者が保有する自動車の台数が9台以下の場合に適用される制度です。大きな会社などで、10台以上自動車を持っている場合には、まったく異なるルールが適用されます。

「ノンフリート等級制度」は、1等級から20等級まで細分化されていて、はじめて自動車保険に加入する場合には、普通は「6等級」からスタートします。1年の保険期間の間に一度も自動車事故を起こさず保険金を請求しなければ、翌年度は「7等級」に上がります。割引制度は細分化されているので、詳細は省きますが、6等級から7等級にあがると、保険料はおよそ1割安くなります。翌年も無事故なら8等級にあがり、さらに1割安くなります。こうして最高の「20等級」まであがれば、保険料はおよそ半額になります。

無事故の場合は、毎年等級がひとつずつアップして保険料が安くなりますが、事故をして保険を使うと、等級はさがります。通常は事故を起こした場合には、翌年には一気に3等級ダウンします。ただし、火事や台風、盗難など運転中ではない時に車両に起きた事故で保険金を受け取った場合には、1等級のダウンのみです。また、弁護士費用特約などだけを使った場合には、「ノーカウント」で等級ダウンはありません。

尚、等級は保険会社を変えても引き継がれます。

家族限定と運転者年齢条件

自動車を運転するのが家族に限られるとか、夫婦に限られるという場合には、「運転者限定特約」をつけると、保険料が安くなります。保険会社によって割引率が異なりますが、3%~7%程度です。

運転する人の年齢の下限を設定することで、保険料は割引されます。一般的に若い人ほど自動車事故を起こしやすいため、年齢条件を高く設定すれば保険料は安くなります。何才の人が運転しても大丈夫な「全年齢補償」、「21才以上補償」「26才以上補償」「35才以上補償」などがあります。

この他に、契約者の運転免許証の色でも保険料が変わります。「ゴールド免許」の人が契約する場合には、7%~10%程度安くなります。優良運転者ほど、事故を起こす可能性が低いからです。

また、一人の人が複数の自動車を保有していて、2台目以降を新たに契約するには「セカンドカー割引」が適用され保険料が安くなります。

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